業者婦人の悩みや要求解決を大切にして
自営業者として働く婦人(業者婦人)は、家庭では、子育てや介護におわれ、事業では、毎日の帳簿づけや請求書の発行、また現場にも出向き、毎日毎日、忙しい生活の中で、多くの悩みや要求をかかえています。民商婦人部では、業者婦人ひとり一人の悩みを、みんなで話し合い、解決するとりくみをすすめています。
婦人部記帳会で学び合い
「帳簿のつけ方はどうしたらいいの?」 業者婦人の共通する悩みは、毎日の記帳です。
記帳は、自分の商売を自分でつかみ、事業を発展させる力となります。婦人部では、領収書整理会、パソコン記帳会、複式簿記の学習など、あなたの商売に合った記帳会を毎週、毎月開催しています。
おしゃべりしながら、悩みや要求を出し合い
子育てや子供の学費、介護、商売、資金ぐり、多くの業者婦人が悩みをうちあけられる場所を求めています。婦人部のランチ会や部会では、「マイナンバーはどうしたらいいの?」「税金滞納で困っている」など、高すぎる国保税や消費税、資金繰りの相談など、様々なや悩みが気軽に出されます。これまでの解決事例も学び、みんなで解決しています。
家族ぐるみで交流しています
婦人部では、ランチ会や問題別の学習会、説明会など、楽しく参加できる企画で、交流を広げています。いちご狩り、日帰りツアー、エプロンづくり、ゆかた着付け会、フリマ出店など、部員同士の交流を広げてきました。
業者婦人と家族専従者を差別する所得税法56条の廃止をめざし
所得税法56条は、家族専従者の働き分(自家労賃)を「必要経費と認めない」という差別的な法律になっています。全国の民商婦人部では「所得税法56条廃止署名」や全国の議会で「所得税法56条の廃止を求める意見書」を国に提出するとりくみなどをすすめ、「所得税法56条廃止」をめざす運動を、ねばり強くすすめています。